3/2(金) 01:35
早くも来シーズンに向けて……
早いもので今年ももう3月に入りました。3月といえば、卒業シーズン。昨日、卒業式を迎えたという人もいるのではないでしょうか。
サッカー界でも来シーズンに向けて、所属チームに別れを告げ、新たなスタートを切るために移籍を決断したというニュースがちらほら出てきています。
現在、アルゼンチンのエストゥディアンテスに所属する21歳のMFホセ・ソサはバイエルンへの移籍を決断したようです。
ソサは03年と05年のワールドユースでアルゼンチン代表メンバーに名を連ね、早くから才能を高く評価されている期待の若手選手です。
本職は右サイドMFであらゆる攻撃的センスを備え、柔らかいタッチから繰り出されるパスは芸術そのもの。
所属するエストゥディアンテスでは、ボカジュニオルスとの優勝決定戦で同点に追い付く見事なFKを沈め、23年ぶりのリーグタイトル獲得に大きく貢献しました。
この活躍が評価されてか、一昨日発表されたA代表にも初招集され、ヨーロッパの多くのクラブから熱い視線を注がれていました。
1月にはアトレティコ・マドリーが約8億円のオファーを出したにもかかわらず、交渉が決裂。その他にもミラン、ベンフィカが強い関心を示していました。
バイエルンへの移籍金は明らかにされていませんが、少なくとも10億円以上だろうと伝えられています。
バイエルンはその他にもアーヘンに所属する新鋭FWヤン・シュラウドラフ、シャルケに所属するトルコ代表MFハミト・アルティントップの来シーズンからの加入が決まっており、着々と来シーズンの準備を進めています。
現在、バイエルンは首位シャルケと勝ち点12差の4位。今シーズンは潔くあきらめたということではないでしょうけど……。
(山本/ワールドサッカーキング編集部)