3/15(木) 12:57
メスタージャの乱闘に処分
UEFA規律委員会が14日、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の第2戦、バレンシアvsインテルの試合終了後に起こった乱闘事件の処分を下しました。
事の発端は、試合終了のホイッスルが鳴った直後、ブルディッソがゲーム中から挑発行為を繰り返していたマルチェーナに掴みかかったことから。
その他にも序盤からカニサーレスがイブラヒモヴィッチを挑発したり、マテラッツィとマルチェーナがファウルの判定を巡って罵倒。
試合自体があわや一触触発の緊迫感に包まれていましたが、タイムアップと同時にその緊張の糸も解けてしまったのです。
その結果、インテルとバレンシアの両クラブに25万スイスフラン(約2400万円)の罰金処分。
インテルの選手では、ブルディッソとマイコンに6試合、コルドバに3試合、クルースに2試合の出場停止が言い渡されました。
一方、バレンシアの選手では、マルチェーナに4試合の出場停止。
試合に出場していないにも関わらず、ブルディッソの鼻をへし折る蛮行に出たハビ・ナバーロには、7カ月間の出場停止という重罰が下りました。
なお、この通達の3日以内が両クラブの上訴期間となりますが、無論、あのような大乱闘が起きてしまったのは周知の事実。
現状の処分を受け入れるべきだし、むしろ処分が軽すぎるとさえ思います。インテルもバレンシアも、欧州最高峰の舞台に汚名を刻んでしまったのですから……。
(野上/CALCIO2002編集部)