3/20(火) 01:15
来シーズンは「イエローサブマリン」旋風、再びか!?
18日に行われたレアル・ソシエダ対ビジャレアルの試合で、7カ月の長期離脱を強いられていた元フランス代表MFのロベール・ピレスが復帰を果たしました。
今シーズン開幕前にビジャレアルに加入したピレスでしたが、8月に右ひざのじん帯断裂という重傷を負って早々とリハビリ生活に突入。
18日までビジャレアルでの公式戦出場は1度もありませんでした。
ピレスは59分から途中出場。チームが引き分けたこともあり、この試合では満足いく結果は残せなかったものの、彼は「ここへ来た理由はリーガで優勝して、チャンピオンズリーグで戦うためだ」と強い意気込みを持ってやってきた男です。
スペイン語も自在に操り、既にチームには溶け込んでいるらしく、これから間違いなく活躍してくれるでしょう。
ビジャレアルには、1月にチリの新星マティーアス・フェルナンデスとデンマーク代表ヨンダール・トマソンが加入し、もちろん04-05シーズンの得点王ディエゴ・フォルランは健在。
個人的に注目している若き才能、明日20歳の誕生日を迎えるマルコス・ガルシーアもいます。
そして、今シーズン終了後のロベルト・アジャーラ加入も決定……。
フアン・ロマン・リケルメはチームを去ったけれど(ボカ・ジュニオルスへはレンタル移籍なので戻ってくる可能性もありますが)、実はビジャレアルはヨーロッパ屈指のタレント軍団なんです。
現時点でリーガ11位ですが、4位のバレンシアとの勝ち点差は10。来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得の可能性もまだゼロではありません。
05-06シーズンのように、来シーズン再び「イエローサブマリン旋風」が起きるのを期待したいと思います。
(千葉/ワールドサッカーキング編集部)