編集部ブログ

3/23(金) 03:45
ユーロ予選が再開、列強国の逆襲なるか!?
明日24日と28日にユーロ2008予選が開催されます! 各グループ全12試合〜14試合を戦う予選も、3月の試合を消化してちょうど折り返し地点を迎えます。

注目は何といっても「列強国の逆襲」です。ドイツ・ワールドカップ以降、不振に陥った強豪国、イングランド、スペイン、イタリア、フランスは果たして立ち直ることが出来るのでしょうか。
イタリア、フランスは何とか復調の兆しを見せていますが、深刻なのはイングランドとスペインです。

イングランドは現在、グループEで4試合を消化して2勝1分け1敗の3位。昨年の10月の連戦、ホームで格下マケドニアにまさかのスコアレスドローを演じ、続くアウェーのクロアチア戦でも悪い流れを断ち切れないまま0-2と力なく敗戦を喫してしまいました。
ジェラードを4-4-2の右サイドで起用、突発的に3-5-2を採用してあえなく失敗と迷走を続けるマクラーレン監督には痛烈な批判が集中しています。

アウェーでのイスラエル戦(24日)、ホームでのアンドラ戦(28日)の結果次第では監督更迭も免れない危機的状況です。

不振の要因は攻撃陣です。ここ4試合でわずか1得点と大スランプ中。しかも、ここにきてクラウチ、D・ベントの負傷欠場が決まり、U-21代表でチャンピオンシップ(2部相当)のプレストンに所属するデイヴィッド・ニュージェントなる若者を追加招集する程、FW陣の駒不足は深刻です。
唯一の救いはエースのルーニーが好調をキープしていること。エースの奮起に大きな期待が掛かります。

そして、イングランド以上の危機に直面しているのがスペイン。3試合を消化して1勝2敗の5位に甘んじてます。1試合消化試合が少ないとはいえ、首位に立つスウェーデンとの勝ち点差は9。
3月のホームでの2連戦、デンマーク戦とアイスランド戦でまたしても取りこぼすようなことがあれば本戦出場はほぼ絶望的になってしまいます。

本大会でイングランドやスペインが見られないのはやっぱり寂しいので、何とか頑張ってもらいたいと思いますが……。どうなりますかね?
(山本/ワールドサッカーキング編集部)