3/27(火) 10:05
変化を見せるアメリカサッカー界
3月10日、WSK0405号の入稿終了明け。比較的ゆとりがあるこの週を利用して、アメリカのサッカー事情を調査する取材? のためにロサンゼルスへ行ってまいりました。
というのも、来シーズンからLAギャラクシーに元イングランド代表のスーパースター、デイヴィッド・ベッカムが移籍。これを受けてアメリカでは当然サッカー熱が高まってるのではないか? と考えたからです。
しかし、残念なことに街ではサッカーの「サ」の字も見ることが出来ません。
テレビのスポーツニュースもサッカーの話題はなし。また、案内所ではLAギャラクシーのホームスタジアムの存在を知りませんでした。それほどまでにアメリカではサッカーの人気が無いのです。
MLSは開催期間が4月〜11月と、オフシーズンだったことも一つの要因だと思いますが、これほどまでにサッカー熱が高まっていないことには驚きを隠せませんでした。
しかし、MLSは来シーズンに向けて改革ともいえる動きを見せ始めています。
ベッカムという看板選手を獲得するだけでなく、全試合がテレビで放送されることが決定。また、ユニホームにスポンサー名を入れるといった新しい試み(世界のサッカー界では当たり前のことですが、アメリカスポーツ界では異例のこと)を取り入れ、アメリカサッカーの発展を目指しています。
MLSの新シーズンの開幕は4月7日ともうすぐです。今はまだベッカムは合流しませんが、間違いなく変化を始めているアメリカサッカー界に注目する価値はあると感じた旅でした。
(小田桐/ワールドサッカーキング編集部)