5/10(木) 07:22
アテネでのファイナルにすべてを……
これから編集部ブログを定期的に担当することになった、
ワールドサッカーキング編集部の千葉正樹です。
さて、欧州主要リーグが大詰めを迎えていますが、
やっぱり注目の的となっているのはチャンピオンズリーグのファイナルですね。
ミランはマンチェスター・Uを下し、
リヴァプールはチェルシーを下して、決勝進出を果たしました。
それにしても、チャンピオンズリーグでのミランの勝負強さは恐ろしいものがありますね。
そのミランの中心選手としてチームをけん引しているのがカカー。
既にチャンピオンズリーグで10得点を記録し、ファイナルを前にして得点王をほぼ手中にしております(2位は6得点のクラウチ)。
3月に行われたブラジル代表の試合でカカーはロナウジーニョに代わって10番を背負いましたが、確かに今、カカーはクラブレベルでもセレソンの10番にふさわしい活躍を見せています(10番が似合うかどうかは別として)。
決勝でもカカーのプレーから目が離せませんね。
さらに、引退がうわさされるマルディーニに欧州王者の称号をプレゼントしようと、ミランはチームが一体になっています。もちろん、2年前のファイナルで3-0からリヴァプールに追いつかれ、PK戦の末に敗れた時の雪辱を果たすためにも、並々ならぬ意気込みでアテネに乗り込む模様です。
一方、対するリヴァプールとしても、2年前の再現を狙っているでしょう。
前半終了時点で3点を取られながら、後半から目まぐるしいポジションチェンジを実践してミランを混乱に陥れ、試合の主導権を奪い返した策士ベニーテスが、どんな奇策を練ってくるのか楽しみで仕方がありません。
5月23日、アテネで行われるチャンピオンズリーグ決勝戦、
ミランVSリヴァプールのカードは例年以上に白熱した試合になりそうですね。
それにしてもこの両チーム、チャンピオンズリーグに集中し過ぎて、国内リーグ3位の座を失ってしまわないかと心配なのはワタクシだけではないハズ……。
(千葉正/ワールドサッカーキング編集部)