5/22(火) 01:34
一昨日のリーガ・エスパニョーラ、レアル・マドリーはレクレアティーボ相手に前節同様の土壇場のゴールで勝ち点3を獲得。首位の座を何とか守りました。

勝ち点で並ぶバルサも6-0でアトレティコ・マドリーを一蹴し、残り3試合、両チームのデッドヒートは最後まで目が離せそうにありません。

この試合でロビーニョの先制点をアシストしたのはベッカムで、2点目のPKを決めたのはファン・ニステルローイでした。そして、ロスタイムに劇的な決勝点を奪ったのはR・カルロス。キャプテンのラウールを含め、終盤になってチームの勢いを支えているのは、百戦錬磨のベテラン陣です。

特に、ファン・ニステルローイはここ5試合で7得点の大爆発。得点王争いでも2位のカヌテに2点差を付け22得点でトップに立っています。
更にヨーロッパで最も得点を奪った選手に贈られるゴールデン・シューでも3位に浮上。現在トップのアフォンソ・アウベス(ヘーレンフェーン)、2位のトッティ(ローマ)を猛追しています。

この賞は各国リーグのレベルに応じてポイント係数が設定されているため、ファン・ニステルローイがA・アウベス(34得点)を抜くには、残り3試合で4得点が必要となります。

リーグ優勝、リーグ得点王に加え彼が自身初となるゴールデン・シュー獲得に意欲を燃やしていることは間違いないでしょう。全て獲得すれば、見事個人3冠を達成することになるファン・ニステルローイ。優勝争い同様にこちらも注目したいところです。
(山本/ワールドサッカーキング編集部)