5/24(木) 04:56
ビッグイヤーはマルディーニの手に!
ついに06-07シーズンの欧州王者が決定!
ミランがリヴァプールを2-1で下して、通算7度目の優勝を飾りました。
前半終了間際、「何故、そこにいるんだ!」と言いたくなるようなポジショニングのフィリッポ・インザーギがピルロのFKのコースを変えて先制。
リヴァプールは後半からキューウェル、クラウチらを投入しましたが、ミランは相手に試合のペースを掴ませることなく、82分にはまたしてもF・インザーギがギリギリのタイミングでオフサイドラインから飛び出して2点目を記録しました。
ロスタイム直前、カイトのヘディングで1点を返されたものの、2-1のまま試合終了のホイッスル。
ミランは見事ビッグイヤーを獲得し、2年前のイスタンブールでの雪辱を果たすことに成功したのです。
ビッグイヤーを掲げたミランのバンディエラ、パオロ・マルディーニは今シーズンでの引退もうわさされていました。
しかし、「チャンピオンズリーグを制覇することが出来たなら、UEFAスーパーカップ、トヨタカップを掲げるチャンスを自ら絶つなんてもったいないよね」と以前からコメントしていたことから、現役続行が濃厚となりました。
来シーズンは永遠のライバル、ユヴェントスのセリエA復帰が決まり、インテルの3連覇を阻止出来るかが大きな見どころとなりそうです。
ビッグイヤーを掲げたミランが、来シーズンはスクデットを奪還出来るのか?
引き続きロッソネーロ(ミランの愛称)のユニホームに袖を通すことが濃厚なマルディーニの闘志に期待したいですね。
(千葉正/ワールドサッカーキング編集部)