9/20(木) 02:13
ユーヴェの真の実力
今シーズンよりセリエAに復帰したユヴェントスが、第3節のウディネーゼ戦で早くも黒星を喫してしまいました。
ウディネーゼ戦ではユーヴェ自慢の2トップ、トレゼゲとデルピエロはプレーにキレが感じられず、序盤に攻撃の起点となっていたカモラネーシも前半の半ばに負傷退場。開幕からの2戦とは明らかに違う展開に、戸惑いを隠せませんでした。
すると、後半開始早々にはカウンターからいとも簡単に守備ラインを崩され、ディ・ナターレのゴールで失点。
支配率で相手を圧倒しがら、ポストとバーに嫌われたデル・ピエロのFK以外はほとんど見せ場を作ることが出来ず。結局、わずか1点に泣かされることになりました。
ここで気になるのが、開幕前から懐疑的な見方をされていたユーヴェの実力です。
確かに開幕2連勝と好スタートを切ったものの、相手はセリエA残留を目標とするリヴォルノとカリアリ。少なからず来シーズンの欧州カップ戦出場を狙うユーヴェにしてみれば勝って当然の相手です。
今週末には最初の大一番ともいえるローマ戦が控えています。連敗を是が非でも避けたいユーヴェはこの一戦に全力で向かっていくはず。彼らの真の実力が測れるのは、この試合かもしれませんね。
(野上/ワールドサッカーキング編集部)