編集部ブログ

10/30(火) 08:21
リーガで相次いだ監督交代劇
9月の“ジョゼ・モウリーニョがチェルシーを退団”というニュースは記憶に新しいところですが、10月下旬、セビージャ、バレンシアというリーガ・エスパニョーラの2チームにもショッキングな監督交代劇が起こりました。

10月26日、セビージャのフアンデ・ラモス監督は、トッテナムから年俸700万ユーロ(約11億円)という破格の条件を提示され、シーズン途中ながら「断る理由がない」と一方的にクラブとの契約解除して、自らが育て上げたセビージャをあっさりと後にしたそうです。

一方、バレンシアはチャンピオンズリーグ、グループステージのローゼンボリ戦に0-2で敗北。続くリーガ第9節のセビージャ戦も0-3で敗れ、10月28日にクラブはキケ・サンチェス・フローレス監督の解任を発表。

今シーズンのセビージャとバレンシアは、あまり歯車がかみ合っていないものの、昨シーズンはリーガ2強のレアル・マドリー、バルセローナを最後まで追い詰めたほどの強豪クラブです。
地力は持っているため、復活の糸口さえつかめれば、再びリーガで上位進出を果たすことも夢ではないはず。

当面のところは下部組織から昇格した監督が指揮を執る模様ですが、チャンピオンズリーグでも決勝トーナメント進出の可能性を残している両クラブだけに、もしかしたら今後、「あっ!」と驚くビッグネームの新指揮官が就任する可能性があるかも!?

セビージャとバレンシアの今後の巻き返しに期待しましょう!
(千葉正/ワールドサッカーキング編集部)