編集部ブログ

11/27(火) 01:26
後任監督論争に揺れるイングランド
先週、クロアチアに2-3と敗れ、まさかのユーロ本大会出場を逃したイングランド代表。案の定、イングランドメディアは代表チームやマクラーレン監督に対して、集中砲火を浴びせ、監督は22日に解任されました。

今週に入り、この“事件”とも言える一連の騒動が静まる一方で、イングランド国内は後任監督の話題で持ちきりのようです。

現在、イングランド代表監督の座は空位となっており、後任監督論争は日を追うごとに加熱。その次期代表監督の最有力候補に挙げられているのが、ファビオ・カペッロです。本人も「大きなチャンス。是非やってみたい」と意欲満々の様子。

その他ではジョゼ・モウリーニョ(前チェルシー監督)やマーティン・オニール(現アストン・ヴィラ監督)、ユルゲン・クリンスマン(前ドイツ代表監督)、アラン・シアラー(元イングランド代表)、ベルント・シュスター(現レアル・マドリー監督)など、豪華な名前が候補に挙がっており、連日紙面をにぎわせています。

ちなみに、英国の大手ブックメーカー、ウィリアムヒル社の予想オッズでも、モウリーニョ(4倍)、オニール(4.5倍)を抑えてカペッロが2倍でトップとなっています(11月27日現在)。

カペッロはこれまでにミラン、ユーヴェ、レアルなどの名門を率い、クラブレベルでは輝かしい実績を残してきた“優勝請負人”。そんなイタリア人の名将が初の代表、しかも失意のイングランドを率いてどのような采配を振るうのか、少々気が早いですが想像すると楽しみでなりません!
(山本/ワールドサッカーキング編集部)