1/17(木) 05:54
母国復帰を果たしたC・ルカレッリに注目
移籍市場が解禁した1月から早半月。いよいよ欧州の移籍市場が活況を迎えています。
中でも、この冬に成立した移籍で最も興味深い話題は、イタリア代表FWクリスティアーノ・ルカレッリのパルマ移籍です。
昨夏、国外進出、チャンピオンズリーグ参戦に関心を示していたC・ルカレッリは、セリエAのリヴォルノからウクライナの強豪シャフタール・ドネツクに加入。CL予備予選を含めると9試合で4ゴールを挙げるなど、国外移籍は成功したかに思われていました。
しかし、CLでのグループリーグ敗退を機に、本人は「シャフタールでプレーするモチベーションを失った」とコメント。更にウクライナリーグの外国人枠制度により、ブラジル勢力の強いチームで先発の座も失われつつありました。
そんな中、C・ルカレッリは「ユーロ出場というもう一つの目標を選択することにした」と、暗にシャフタール退団を示唆。出場機会が与えられ、なおかつドナドーニ監督の間近でアピール出来る国内復帰を決意したようです。
今冬、晴れてパルマ移籍を果たしたC・ルカレッリ。元イタリア代表FWベルナルド・コッラーディとのポジション争いも注目ですが、リヴォルノ時代の4シーズンで92ゴールを記録した驚異的な決定力を再びセリエAで発揮出来るか!? 後半戦、C・ルカレッリの活躍から目が離せません。
(野上/ワールドサッカーキング編集部)