編集部ブログ

2/5(火) 07:08
“スペインの神童”継承へ
2月6日、各地で代表の親善試合が開催されます。
注目は17歳でスペイン代表入りを果たしたボージャン・クルキック。
今シーズン開幕時にバルセローナのトップチームへ昇格し、
直近4試合ではスタメンに名を連ねました。
今や、新たな“スペインの神童”と国内の期待を背負っています。

かつて、“スペインの神童”の座はラウール・ゴンサーレス(30歳)のものでした。
ボージャンと同じ17歳の時に、R・マドリーのトップチームでデビューを果たし、翌週に初ゴール。
19歳で代表の試合に出場し、3戦目で初ゴールを挙げました。
以後、102キャップ44ゴールという双方で歴代1位の記録を所持しています。

その後、“神童”の座はフェルナンド・トーレス(23歳)へと受け継がれました。
18歳の時、03-04シーズン初戦にA・マドリーのトップチームでリーガデビュー。
3戦目で初ゴールを決めると、02-03シーズンからは毎年10ゴール以上を挙げる活躍を披露し、
若くしてアトレティコ・マドリーのキャプテンを務めました。
代表デビューは19歳。20歳で初ゴールを記録しています。

そして“神童”の座はボージャンへ。
明日のフランス戦に出場した場合、
72年ぶりに最年少デビューの記録を更新することとなります。
スペイン代表監督のルイス・アラゴネスは、「ユーロ2008での活躍を期待している」とコメントしており、
ボージャンが代表でも衝撃を与える日が近いかもしれません。
願わくば、ラウールの再招集と、
新旧“スペインの神童”による3トップを見てみたいものです。
(勝倉/ワールドサッカーキング編集部)