2/13(水) 02:46
マンUのオシャレな演出。ファッション的には……
2月9日、マンチェスター・ダービーが行われました。この日は「ミュンヘンの悲劇」※から50年という記念日(6日)にちなみ、追悼の意を込めて、マンチェスター・Uのイレブンは当時のデザインを再現したユニホームを着用し、試合に臨みました。スポンサーの協力の下、背番号以外のデザインを省いた無地のユニホームが、50年の時を経てマンUイレブンの元へ。実にオシャレな演出ですし、なんだか感慨深いですね。
再現ユニホームで試合に臨むテベス ご覧の通り、このユニホームはとてもシンプルな作りになっています。好みが分かれるところでしょうが、個人的には、現在のユニホームのほうが格好良いなと思うとともに、ユニホームが年々進化を遂げていることを実感せずにはいられませんでした。
今シーズンのユニホーム 進化といえば、無論、ピッチ上で展開されてきたサッカー自体、50年前とは大きく様変わりしています。年月の積み重ねが現代に続いている……サッカーというスポーツの、歴史の奥深さを思い起こさせてくれる貴重な機会であったと思います。
(勝倉/ワールドサッカーキング編集部)
※ミュンヘンの悲劇……1958年2月6日、ミュンヘン(ドイツ)のリーム空港で起きた航空事故。マンチェスター・Uのチャーター機が離陸に失敗し、機体が空港のフェンスに激突。選手やスタッフ43名のうち23名が死亡する大惨事となった。
ミュンヘンの悲劇から生還した当時のボビー・チャールトン