編集部ブログ

2/14(木) 07:09
ミラン、世代交代に向けて
昨日、ミランのクラブW杯参加のため延期となっていた、ミランvsリヴォルノ戦が行われました。この日、ミランの先発2トップを務めたのはアルベルト・ジラルディーノとアルベルト・パロスキ。

パロスキは、ミランの下部組織でプレーしていましたが、10日のシエナ戦で、セリエAデビューから18秒でゴールを奪うという離れ技をやってのけたばかりでした。鮮烈デビューを飾った彼は、2戦目でスタメンに名を連ねたのです。

そして、ジラルディーノ(25歳7カ月)、パロスキ(18歳1カ月)の2トップは、ミランの歴史の中で平均年齢が最も若いコンビ(21歳10カ月)として、40年ぶりに記録更新となりました。

同じ視点で考えると、バルセローナは驚異的で、リオネル・メッシ(20歳7カ月)、ジオバニ・ドス・サントス(18歳9カ月)、ボージャン・クルキック(17歳5カ月)という平均年齢18歳11カ月の3人が、3トップを形成することもあります。

これには及ばないものの、今シーズンのセリエA20チームの中でも、カリアリの2トップ(アレッサンドロ・マトリ、ロベルト・アックアフレスカ)を上回る最年少コンビの誕生は、30歳を超える選手を多く抱えるミランにとって明るい材料となったはずです。

もっとも、この試合の後半12分には、フィリッポ・インザーギ、ロナウドの平均年齢33歳1カ月のコンビとスイッチ。ベテランも依然健在と言ったところでしょうか。ロナウドは負傷退場してしまいましたが……。
(勝倉/ワールドサッカーキング編集部)