2/29(金) 12:47
リーガの2強が今シーズンを占う正念場を迎える
現在、R・マドリーとバルセローナの勝ち点差は2と、1カ月前まで9ポイントもあった差が一気に縮んでしまいました。R・マドリーは、グティが全得点に絡む活躍を披露したバジャドリー戦での7-0という大勝があったものの、CLを含む直近5試合の成績が1勝4敗と大不振。このままの流れだと、あっという間に首位の座を落としかねない状況です。
R・マドリーは、今週末のレクレアティーボ戦、来週末のエスパニョール戦と連勝し、勢いを取り戻したいところ。しかし、CL決勝トーナメント1回戦第1戦でローマに敗れてしまい、5日の第2戦は、1回戦突破に向けてタフな試合が予想されます。もし敗退となれば、リーグ戦に悪影響をおよぼす恐れも十分にあり、この10日間は今シーズンの正念場となりそうです。
一方のバルセローナは、CL決勝トーナメント初戦がアウェーでありながら、現時点でセルティックを3-2とリード。5日の第2戦は比較的プレッシャーの少ない中、試合に臨めそうです。しかしリーグ戦では、A・マドリー、ビジャレアルと強豪が続き、優勝に向けてこちらも正念場。ただ、2連勝となれば大いに勢いが加速する可能性があります。
土曜日からの約10日間は、両チームが今シーズンを良い結果で終えるための、とても大事な期間になりそうです。リーガ優勝に向けての重要な試合ということで、結果に注目しましょう。
(勝倉/ワールドサッカーキング編集部)