3/5(水) 05:35
アーセナル、CL初優勝へ確かな一歩
昨日、CL決勝トーナメント1回戦第2戦の4試合が行われました。注目のカードはなんと言ってもミラン vs アーセナル。皆さんはご覧になりましたか?
試合の立ち上がりはミランペース。アンドレア・ピルロがセンターライン付近でボールを受けると、フィリッポ・インザーギが果敢にDFの裏を突く動き出しでゴールに迫ります。しかしアーセナル自慢のパスワークが次第に活性化、アウェーながら20分過ぎからは徐々にゲームを支配していきました。
後半、アーセナルはボールを回しながらゴールへ向かい、ミランは機を見てカウンターを伺うという展開で試合が進みます。終盤になっても運動量の落ちないアーセナルは84分、フランセスク・ファブレガスのミドルシュートでついに先制。ロスタイムにも追加点を奪い、見事に昨シーズンの欧州王者を破り、ベスト8進出を決めました。
90分間を通してゲームを支配したアーセナル。若いチームながら落ち着いたプレーを披露しており、強さが際立っているように見えました。05-06シーズンの準優勝を除くと、ベスト4に名を連ねたことも無く、アーセナルにとってCLは決して相性の良くない大会です。しかし今シーズンはチームとして完成の域に達した感もあり、欧州制覇が現実味を帯びているように思います。
(勝倉/ワールドサッカーキング編集部)