4/3(木) 08:16
フェネルバフチェの未来日記
4月3日はWSK0417号の発売日です。今号の特集は“移籍市場パーフェクト・リポート”と“EURO2008ヤングスター完全ファイル”。シーズン終了後のユーロと夏の移籍市場の動向を、今からチェック出来る1冊となっています。
さて、4月2日に行われたCL準々決勝第1戦で、フェネルバフチェがチェルシーに勝利しました。
今大会躍進を続けるフェネルバフチェ。その要因は監督であるジーコのカリスマ性にあります。彼の呼び掛けでブラジル人助っ人たちをチームに招集。結果、華麗な攻撃サッカーを展開出来るようになりました。今回の勝利で、チームとジーコ監督は各方面から一層の賞賛を集めています。
ここで突然ですが、フェネル躍進と今号のWSK“移籍市場パーフェクト・リポート”を照らし合わせ、とある仮説を立てました。結論から言うと、「ロナウジーニョのフェネルバフチェ移籍」です。
本誌では、ロナウジーニョの移籍金約70億円がFIFA移籍規約第17条※の行使により約30億円になると記しています。一方、仮にフェネルがこのまま勝ち上がり優勝した時、25億円もの賞金がクラブのものに。これにより、約30億円の移籍金をまかなうことも不可能ではなくなります。
更に、ブラジルの英雄であるジーコが入団を熱望したとならば、もしかすると……。
無茶な妄想ではありますが、万が一仮説通りになると、クラブW杯でロナウジーニョを引き連れたジーコ監督の日本凱旋が実現!! そう考えるとフェネルの更なる躍進を期待せずにはいられません。
※FIFA移籍規約第17条……28歳以上で前回の契約更新から2年以上たった選手は、一方的にクラブとの契約を解除出来るというもの。移籍金はFIFAが定める基準を元に算出されるため、市場価格よりも数段低くなる。
(勝倉/ワールドサッカーキング編集部)