編集部ブログ

4/8(火) 10:54
CL準々決勝第2戦。監督はつらい。
4月8日、9日に行われるCL準々決勝第2戦。第1戦に続き白熱した試合となりそうでワクワクせずにはいられません。

そんな我々の期待を尻目に、楽しんではいられないのが監督や選手たち。特に、国内リーグでの不振により解雇のうわさが上がっている監督にとっては、現在の地位を守るためにも大事なゲームとなりそうです。

中でもバルセローナのフランク・ライカートは、ただならぬ意気込みで試合に臨むことでしょう。国内リーグでは格下相手に勝ち点を取りこぼし、CL本戦出場が約束される2位の座すら危ない位置。CLベスト8での敗退となれば2シーズン連続で無冠となる可能性がぐっと高まり、退任がいよいよ現実味を帯びてきます。

それはリヴァプールのラファエル・ベニーテスも同じ。国内リーグの優勝争いでは毎年のように早期脱落しながら、CLでの好成績によりベニーテスは評価されてきました。

大型補強を敢行した今シーズンは、リーグタイトルも期待されましたが、現在、優勝は難しい状況。期待に応えられていないベニーテも、CLで好成績を挙げなければ解雇となる可能性があります。

いずれにせよ両者とも、来シーズンも現在のチームで指揮するため、勝たなければならない試合を迎えます。そんな監督の必死さがどこまで選手たちに届き、どんなパフォーマンスを引き出すかに注目したいです。
(勝倉/ワールドサッカーキング編集部)