4/24(木) 12:12
PSVのエールディヴィジ優勝から見る守備の大切さ
4月20日、エールディヴィジ最終節が行われ、フィテッセに1-0で勝利したPSVが優勝を飾りました。2位のアヤックスに前節終了時点で3ポイント差まで詰め寄られていましたが、焦ることなく堅い守りを披露し、リーグ4連覇の偉業達成で今シーズンを終えています。
リーグ1位の24失点と堅守を誇ったPSV。それに対し2位のアヤックスは超攻撃的なサッカーを展開していました。それはリーグ戦34試合で94得点という数字からも分かります。
中でもエースのクラース・ヤン・フンテラールは34試合33得点という驚異的なペースでゴールを量産。圧倒的な攻撃力を誇っていたアヤックスの象徴とも言える記録です。
反面、アヤックスの失点数45。最終的なリーグの順位は2位という結果で終わりました。攻撃を重視するだけではタイトルは手に出来ないということなのでしょうか。事実、欧州の主要リーグで現在トップに立つクラブは、リーグ・アンのリヨンを除きほとんどがリーグ最少失点です。
PSVの優勝は、守備をしっかりと固めることが、勝利に繋がるというセオリーを証明する好例と言えるのではないでしょうか。
(勝倉/ワールドサッカーキング編集部)