5/1(木) 06:31
欧州一の点取り屋は!?
5月1日はワールドサッカーキング0515号の発売日です。4月20日に組み合わせが決まった北京オリンピックの展望&ガイドを第2特集で掲載し、第1特集は「ストライカー完全ファイル」。539人の選手をタイプ別に一挙紹介、今シーズン彼らが挙げた得点をポイント化しランク付けをしています。
ストライカーのゴール数を順位付けるといえばゴールデン・シュー※のランキングがおなじみ。無論、FWの選手ならば誰でも手にしたい、欧州一の点取り屋に贈られるタイトルです。
UEFAが発表した4月28日現在の1位はクリスチアーノ・ロナウド。以下20位まで発表されていますが、ランクインしているのは、スタープレーヤーばかりです。しかしその中に、初めて名前を目にする選手を発見しました。セミプロに分類されるウェールズ・リーグのラネリーに所属するリス・グリフィスという選手です。
グリフィスは消防士という本業をこなし週末はサッカーへ、という生活を送っています。そんな選手がリーグ戦31試合に出場し40得点という欧州でトップの数字を残しているのです。ちなみに今シーズンのラネリーはリーグ戦初優勝、グリフィス自身はMVPを獲得しました。
欧州各国リーグもいよいよ大詰め。ゴールデン・シューは誰が手にするのか、気になるところです。それと同時に、欧州第三勢力で奮闘し、世界にアピールするグリフィスのような選手に目を向けてみるのも良いかと思います。
※ゴールデン・シュー……欧州各国リーグの得点数と、各リーグに定められた係数(UEFAが制定するリーグランキングから抽出された調整値)を掛けてポイント化し、1位の選手に送られる賞。
(勝倉/ワールドサッカーキング編集部)