5/22(木) 09:15
5月21日、CLの決勝戦が行われました。皆さんはご覧になりましたか?　この試合は今シーズンのマンUを物語る内容だったと僕は思います。

その理由の一つは、先制点を挙げたのがクリスチアーノ・ロナウドであり、決めるべき選手が決めたこと。もう一つは、PK戦でC・ロナウド以外の選手は全員成功したことです。

C・ロナウドがシーズンを通して得点を量産出来たのは献身的なチームメートのサポートのお陰。ウェイン・ルーニーやカルロス・テベスなどが前線から守備に参加することで、C・ロナウドは攻撃に専念出来ました。

この一戦では、エースがPKを外す一方で、他の選手はすべて成功し、1本の失敗をものともせずに勝利を手繰り寄せました。C・ロナウドの失敗をチームメートがカバーした形です。

これは決勝戦に限らず、思い返せば今シーズンずっと見られた、“王者”の光景なのです。

試合後、チームメートの支えを再認識したのか、泣き崩れたマンUの7番。現在、移籍のうわさが取り沙汰されていますが、こんな素晴らしいチームメートの元から離れることは出来ないのではないでしょうか。きっと、来シーズンも周りの選手のサポートを受けてゴールを量産し、“赤い悪魔”に勝利をもたらすはずです。
(勝倉/ワールドサッカーキング編集部)