編集部ブログ

5/27(火) 09:21
トゥーロンで日本のDFを翻ろうした逸材
5月20日から開催されているトゥーロン国際トーナメント。テレビ放送されているこの大会では、普段見ることの出来ない逸材たちのプレーを堪能出来ます。

5月25日でグループリーグが終了。開催国であるフランスは敗退してしまいました。日本戦では1-2で敗れたフランスでしたが、個々の能力は日本の選手より高いように感じました。

中でも目を奪われたのは、フランス2部のバスティアに所属するシャビエル・ペンテコート。2トップの一角を担った彼は、しばしば左サイドでボールを受け、フェイントを交えたドリブルで日本のDF陣を翻ろう。技術の高さを見せ付けました。

ドリブルだけではなく、左右どちらの足でも精度の高いシュートを放つことが出来、更に得点に直結する決定的なパスも出せます。日本戦では右足のアウトサイドのパスで2度のゴールチャンスを生み出しました。左サイドから中に切り込みシュートを狙うスタイル、お膳立ても出来る能力。その姿は、ティエリ・アンリを彷彿とさせます。

ペンテコートは現在21歳。バスティアでは今シーズン、チームトップの12ゴールを挙げエースとして活躍しています。クラブとの契約は今夏までとなっていますが、バスティアとしては手放したくない才能でしょう。ただ僕個人的には、ステップアップを果たし、日本戦で見せたようなプレーを色んな舞台で披露してほしいと思いました。
(勝倉/ワールドサッカーキング編集部)