6/4(水) 04:55
“新生チェルシー”の監督は誰に?
今月2日、ジョゼ・モウリーニョ氏のインテル監督就任が決まりました。これにより、モウリーニョ体制のインテルに選手を引き抜かれる可能性が出てきたチェルシーは、来シーズンへ向け不安でいっぱいのはず。
もっとも、選手の動向を気に病む前に、チェルシーが取り組むべきは不在になったままの指揮官の選定でしょう。チーム作りのベースとなる監督がいなくては、クラブは新シーズンに向けて動き始めることが出来ません。
既にニュースでは何人かの候補が挙がっていますが、僕の予想はフランク・ライカールトでした。なぜなら、同じオランダ人であるコーチ、ヘンク・テン・カーテとともに、クラース・ヤン・フンテラールなどの母国の逸材を獲得しながら“オレンジ軍団化”を進めるのでは、と考えたからです。しかしチェルシー首脳陣は5月29日にテン・カーテを解任。その可能性は薄くなりました。
6月4日現在では、ミランのカルロ・アンチェロッティの就任が濃厚と報道されています。恐らく、アンチェロッティの就任を強く望んでいるのは、かつて彼の下で輝きを放ったアンドレイ・シェフチェンコと、そのストライカーの復活を望む親友でありオーナーのロマン・アブラモヴィッチでしょう。
色々なうわさが飛び交っていますが、チェルシーは新シーズンに向け誰を監督として迎えるのでしょうか。オフシーズンの前半は、“ブルーズ”の決断に注目したいところです。
(勝倉/ワールドサッカーキング編集部)