編集部ブログ

6/6(金) 01:31
ユーロを前にリズムを作れなかったスペインの行方は?
6月5日に発売されたワールドサッカーキング6月19日号はもうご覧になりましたか? 今号の特集は“ビッグクラブの「強化プラン」”と題し、強豪23クラブの07-08シーズンの選手別評価を交えて、08-09シーズンに向けた新チームの設計図を明らかにしています。
また、巻頭ではユーロ2008の登録メンバーとグループ毎の注目ポイントを厳選して紹介。更に、カカーのオリジナルカードケースが付録として付いています。是非お買い求めください。

さて、ユーロ2008本戦に向け、各国代表が親善試合を行っています。それぞれのチームが順調な仕上がりを見せている中、優勝候補の一つであるスペインの調子が良くないようです。

格下ペルーとの対戦ではロスタイムに何とか勝ち越して2-1。ミスからの失点などもあり本戦へ向けて不安の残る内容でした。最終調整として臨んだアメリカ戦では、体調不良やけが人が出た影響で本番を想定した戦いは出来ず、自慢の攻撃サッカーも披露出来ないまま1-0というロースコアの勝利に終わっています。

スペインは大会前の調整期間を思い通りに過ごせないまま、6月10日の初戦を迎えようとしています。相手はフース・ヒディンク率いるロシア。今の状態では、過去、中堅チームを躍進させてきたヒディンクの“マジック”を前に、足をすくわれてしまう可能性もあります。

グループリーグ敗退という最悪のケースは避けたいスペイン。難敵スウェーデン、前回覇者ギリシャとの対戦を控え、初戦で勢いを付けるためにも、ロシアとの初戦をどう乗り切るかが大きなカギとなりそうです。
(勝倉/ワールドサッカーキング編集部)