6/18(水) 08:10
リケルメの気持ちになって楽しむブラジルvsアルゼンチン戦
6月18日に2010年南アフリカW杯南米予選、ブラジルvsアルゼンチン戦が行われます。19日の27時30分からTBSで録画放送されるこのカード。注目したい点はアルゼンチンの攻撃です。一番の見どころはリケルメに良い形でボールが入った時でしょう。
前節エクアドル戦のスタメンからも見て取れる攻めの形は“王様スタイル”。
司令塔フアン・ロマン・リケルメを中央に配置し、前線にはリオネル・メッシ、セルヒオ・アグエロ、マキシ・ロドリゲスという小柄でスピーディーな選手を並べる布陣です。
攻撃の全権を握る王様リケルメは、守備をせずに味方が奪ったボールをフリーで受け取れる場所取りに専念。そしてマイボールは必ずと言って良いほど自分を経由させます。ボールを受けると、動き回る前線の3人にタイミング良くパスを供給するのです。
現代サッカーでは希少になってしまったこのスタイルを採用する強国アルゼンチンの中で、攻撃の総指揮を執るリケルメはどのようにタクトを振るうのか。また、自分がリケルメならどうするか。メッシやアグエロといった一流プレーヤーを意のままに操る司令塔の姿を自分に置き換えながら、王様気分で観戦してみてはいかがでしょうか。
(勝倉/ワールドサッカーキング編集部)