編集部ブログ

7/15(火) 11:10
C・ロナウドはマンU残留を早く決断するべき
今夏一番の話題となっているクリスチアーノ・ロナウドのレアル・マドリー行きのうわさ。渦中の本人は7月7日に右足首を手術し、11月の復帰に向けて休養中で、新シーズンの序盤戦は試合に出場出来ない状況にいます。

現在治療中の彼が新天地で良い結果を残せるのか、僕はまずそこが疑問。

どんな名プレーヤーでもけがから復帰後、すぐにトップフォームを取り戻すのは至難の業。そんな中で、初挑戦の舞台に挑むのは、リスクが大きいと思われます。更に懸念なのは、恋人との破局が報道され、その原因の一つに彼女とセルヒオ・ラモスとのスキャンダルがとりざたされたこと。

けがからの復活、リーグへの順応にはチームメートとの信頼関係が不可欠ですが、S・ラモスの存在が障害になる可能性もあります。

C・ロナウドが08-09シーズンにスペインで活躍するのは難しく、移籍を急ぐべきではないのです。今回を逃したところでR・マドリーでプレーする夢が途絶えるわけではないですから。

逆に必要なのは早めの残留宣言。アレックス・ファーガソン監督などのチーム関係者は一連のC・ロナウドの“移籍希望コメント”に対して不快感を抱いています。この状況が長引いたまま残留となれば、マンチェスター・U内での立場が悪化。年末にはバロン・ドール受賞も期待されますが、チーム内で孤立し不遇のシーズンとなるかもしれません。

そうなる前に、チームの信頼を取り返す意味でも早い決断をし、新シーズンへと気持ちを切り替るべきです。“活躍慣れ”した環境でけがから華麗な復活を遂げ、万全の状態になって“夢”を叶えたほうが得策かもしれません。
(勝倉/ワールドサッカーキング編集部)