編集部ブログ

1/7(水) 04:35
サッカー界でも話題の“アラフォー”
2008年度の流行語大賞に、40歳前後、主に35歳から44歳くらいの世代を指す“アラフォー”が選ばれました。ドラマがきっかけとなり、その世代の女性に向けた商品が多く発売されるなど、注目を集めたことが受賞につながったそうです。

サッカー界での“アラフォー”というと、ピークを過ぎた選手に当たり、さすがに活躍するのは難しい年齢。しかし08年は例年以上に“アラフォー”のベテラン選手に多くの熱視線が送られていました。

マンチェスター・Uでは、35歳のライアン・ギグス、38歳のエドウィン・ファン・デル・サールが、チャンピオンズリーグとプレミア・リーグの2冠に大きく貢献。特にギグスはマンチェスター・Uの歴代最多出場記録を更新する偉業を達成しました。他にも、8月には35歳のマルク・オーフェルマルスが現役に復帰。昨シーズン限りで引退するといううわさがあったミランのパオロ・マルディーニは40歳にして現役を続けています。

そして迎えた09年。元フランス代表FWジャン・ピエール・パパンが地域リーグで、10年ぶりに現役復帰することが、1月6日に判明しました。

流行語大賞に選ばれた言葉は翌年にもなると、“流行遅れ”となってしまうもので、“アラフォー”も今年には“過去のもの”となってしまうかもしれません。ですが、パパンが年始から明るい話題を振りまいてくれましたし、今なお輝きを放つアレッサンドロ・デル・ピエロ(11月9日にも35歳)は今年で“アラフォー”の仲間入り。欧州サッカーでは09年も“この言葉”に注目ですね。
(勝倉/ワールドサッカーキング編集部)