編集部ブログ

2/17(火) 07:51
アーセナルの復活劇に期待
2008年2月23日、サッカー界に衝撃を与える“大事故”が起こりました。プレミアリーグのバーミンガムvsアーセナル戦。マーティン・テイラーから激しいタックルを受けたエドゥアルドは左足首を複雑骨折、選手生命を危ぶまれる程の大きなけがを負いました。

あれから約1年。アーセナルのホームスタジアム、エミレーツには赤いユニホームを着たエドゥアルドの姿がありました。2月16日に行われたカーディフとのFAカップ4回戦の再試合。彼はトップチームでの久々の試合に、先発メンバーとして臨んだのです。

選手生命の危機から見事に復活したエドゥアルドはきっと、最高の幸せを感じたことでしょう。更に、この試合で彼は2ゴールをマークし、復帰戦に自ら花を添えました。

このニュースは当然、クラブにとっても朗報に他なりません。仲間が帰ってきたという喜びはもちろんのこと、戦力的にも大きな効果が期待出来ます。

エドゥアルドはクロアチアリーグ2年連続得点王の実績の持ち主で、故障前はチームの主力として活躍していました。リーグ戦、チャンピオンズリーグ、FAカップを戦い抜く過密日程において、レギュラークラスの選手が加わるのは相当心強いでしょう。

現在、リーグ戦で首位マンチェスター・Uに勝ち点差12と大きく離されている不調のアーセナル。ただ、エドゥアルドのカムバックに加え、昨年12月に離脱したセスク・ファブレガスも3月に復帰予定です。選手の復活によってチーム力を徐々に整えつつある、アーセナルの巻き返しに期待しましょう。
(勝倉/ワールドサッカーキング編集部)