4/14(火) 08:47
ブンデスリーガの主役の座は!?
首位が次々に入れ替わり、めまぐるしい展開が続く今シーズンのブンデスリーガ。“主役”が定まらず、優勝予想がとても難しい状況が続いています。
現在の“主役”は9連勝中のヴォルフスブルク。終盤のこの時期に、意外なクラブが首位に立ちました。それだけではありません。今シーズンは、1位を経験したクラブがヴォルフスブルクで6クラブ目と例年以上に多く、第27節まで行われたリーグ戦では、12回も1位が交代しているのです。ヴォルフスブルク以外でも、ヘルタ・ベルリンやホッフェンハイムら伏兵が何週も“リーグの主役”を担った点も、今シーズンのめまぐるしさを物語っています。
もっとも、このタイトルレースのもつれは、“一番人気”の不調が大きく影響したことは言うまでもありません。欧州の頂点に4度立ち、ブンデスリーガを21度も制覇したドイツサッカーの“主役”バイエルン。彼らは昨シーズン、首位の座を一度も明け渡すことなく、独走で優勝を決めましたが、今シーズンは一度も1位に立っていないのです。
バイエルンは現在、首位ヴォルフスブルクを3ポイント差で追走する2位。果たして、ドイツサッカーの“主役”は、今シーズンの“主役”の座も射止めることが出来るのでしょうか。
(勝倉/ワールドサッカーキング編集部)