編集部ブログ

4/16(木) 05:18
CL準決勝はジンクスvsジンクス
スポーツの世界に多く存在するジンクス。もちろんサッカーの世界でも、ジンクスはあらゆるところで語られています。

4月15日、チャピオンズリーグ準々決勝第2戦の2日目が終了し、ベスト4が出そろいました。準決勝に進出したのは、バルセローナ、マンチェスター・U、チェルシー、アーセナルの面々。昨シーズンに続き、バルサvsイングランド勢という構図です。

4強が出そろい、改めて優勝予想を立てている方も多いと思います。そこで、とあるジンクスを紹介しましょう。1992年に現在のCLに変更されて以降、連覇したチームがいないのは有名な話ですが、2年連続で同じリーグからも優勝クラブが出ていないのです。昨年の王者はプレミアのマンU。ジンクスどおりであれば、プレミア以外で唯一残ったバルサが頂点に立つという結果になります。

しかし、違うジンクスも存在するのです。それは、過去6シーズン、いずれも「レアル・マドリーを下したチームに勝利したクラブが優勝している」というもの(※下記参照)。決勝トーナメント1回戦、R・マドリーを下したのはリヴァプールでした。そのリヴァプールを同2回戦で撃破したのはチェルシー。こちらのジンクスによれば、ビッグイヤーはチェルシーのものとなるのです。

ただし、ジンクスによって優勝を約束されたはずの両チームは、準決勝で直接対決します。決勝進出チームが決まる5月6日は、一つのジンクスが破られる日でもあるのです。


●07-08
決勝T1回戦でローマがR・マドリーに勝利。ローマを同2回戦で下したマンUが優勝
●06-07
決勝T1回戦でバイエルンがR・マドリーに勝利。バイエルンを同2回戦で下したミランが優勝
●05-06
決勝T1回戦でアーセナルがR・マドリーに勝利。バルサがアーセナルを決勝戦で下した
●04-05
決勝T1回戦でユヴェントスがR・マドリーに勝利。ユヴェントスを同2回戦で下したリヴァプールが優勝
●03-04
決勝T2回戦でモナコがR・マドリーに勝利。ポルトがモナコを決勝で下した
●02-03
準決勝でユヴェントスがR・マドリーに勝利。ミランがユヴェントスを決勝で下した
(勝倉/ワールドサッカーキング編集部)