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勢いはR・マドリーに軍配
5月2日、レアル・マドリーvsバルセローナの一戦が行われます。両者の勝ち点差は現在4で、2日にR・マドリーがバルサを下すと、その差は1に。今シーズンのリーグ優勝に向けた大一番です。「戦力的にバルサが有利」との声が多いものの、R・マドリーには戦力の差を覆すほどの勢いがあります。その勢いは、2009年に入ってからの記録を見れば一目瞭然です。
09年のリーグ戦成績は16勝1分け。今年、無敗のチームはR・マドリーの他、ヨーロッパでイングランドのアーセナル、スペイン3部のアルコルコンしかいません。失点数は9で、これはフランスのマルセイユに次ぐ2位。更に、稼いだ49の勝ち点は欧州で1位なのです。前節では約6年ぶりに敵地でセビージャを撃破。アウェー8連勝を達成し、クラブの新記録を樹立しました。
これらの情報はR・マドリーの公式サイトで知ることが出来ます。同サイトでは他にも、試合へ向けた選手のコメントを多数掲載。ジネディーヌ・ジダンのエールも載せており、クラブ全体から運命の一戦に懸ける意気込みが伝わります。
ちなみにバルサの公式サイトでは、CLで対戦したチェルシーの守備的な戦い方を批判するようなコメントばかり。クラシコの記事は少なく、ライバルに比べ、決戦への意気込みは感じられませんでした。
R・マドリーは“天王山”を前に、アルイェン・ロッベンやウェスレイ・スネイデル、フェルナンド・ガーゴらが負傷から復帰。戦力が整い、クラブ全体から勝利への勢いが感じられるR・マドリーが、ホームで勝利を収めそうな気配です。
(勝倉/ワールドサッカーキング編集部)