編集部ブログ

6/30(火) 08:34
ドイツサッカーが世界一になる?
現在、世界最高のサッカーリーグと名高いのは、UEFAリーグ・ランキング1位であるイングランドのプレミアリーグ。「世界最強の代表チームは?」と聞かれれば、FIFAランキング1位の「スペイン代表」という声が多く上がるでしょう。そんな中、代表、リーグの両方でトップの座を狙う、とある国が存在します。その国とは、ブンデスリーガを有するドイツです。

6月29日、U-21欧州選手権の決勝戦が行われ、4-0でドイツがイングランドを下し、同大会初優勝を成し遂げました。U-17、U-19の現欧州王者でもあるドイツは、U-21を制したことで、3世代制覇を達成。ドイツは、ヨーロッパ随一のユース世代が順調に成長すれば、スペインのFIFAランキング1位の座を脅かすことも出来るでしょう。

代表チームだけでなく、国内リーグも力を付けてきています。平均観客動員数が欧州一であるブンデスリーガは、現在UEFAリーグ・ランキング4位。ただ、07-08シーズン、08-09シーズンだけを見ると、UEFAの定めるポイントで3位のイタリアを上回っています。2010年にはトップ3入りを果たす可能性もあり、そうなればチャンピオンズリーグ出場枠が4に拡大。CLで大きな利益を得られるクラブが毎年1チーム増え、更にリーグが発展していく可能性を秘めています。

優秀な若手がどんどん育ち、国内リーグは多くの観客に支えられて発展を続けているドイツに、代表、リーグとも、頂点に立つ日が訪れるかもしれません。
(勝倉/ワールドサッカーキング編集部)