8/4(火) 09:28
本田にとって大事な1カ月
欧州主要リーグで初めて、日本人がキャプテンとして試合に出場しました。歴史に名を刻んだその選手の名は本田圭佑。2年ぶりにエールディヴィジのピッチを踏んだ本田はこの8月、自身の行く末を占う大事な1カ月に挑みます。
この夏、本田は「オランダの強豪クラブへの移籍」を目標に掲げました。しかしこれまで、複数のクラブが獲得を検討したにもかかわらず、VVVが本田に設定した移籍金がネックとなり、契約は成立していません。
確かに、2部リーグで1年活躍しただけの選手に、13億円も支払えるクラブは少ないでしょう。本田が移籍を果たすためには、1部でも活躍出来ることを証明する必要があります。目標達成のため、移籍市場が閉幕する8月31日までの期間に、どれだけアピール出来るかが重要です。
31日までにVVVがこなすリーグ戦は5試合。2日に行われたPSV戦で本田は、1ゴール1アシストの好パフォーマンスを披露しています。試合後の現地紙では早速、対戦したPSVへの移籍話が浮上しました。今後の活躍次第では、PSV行きを勝ち取れるかもしれません。本田が目標を達成出来るのか、期待しながら見守りたいと思います。
ちなみに、8月6日発売の『ワールドサッカーキング0903号』には、本田のスペシャル・インタビューが掲載されています。興味のある方は、どうぞお買い求めください。
(勝倉/ワールドサッカーキング編集部)