編集部ブログ

10/19(木) 06:23
やはり頼れるクルース
18日のスパルタク・モスクワ戦、チャンピオンズリーグのグループリーグ3戦目にしてようやく初勝利を挙げたインテル。「怪物」アドリアーノに加え、イブラヒモヴィッチとクレスポを獲得した攻撃陣の不発は予想できないものでした。

しかし、この試合ではクルースがやってくれました。昨シーズンは主に途中出場でしたが、チーム最多の15ゴールを記録し、常にチームメートをサポートしていました。華があるタイプではありませんが、なんでこの男に頼らないんでしょうね、クラブ幹部やマンチーニときたら……。

それでも、スパルタク・モスクワ戦では間違いなくクルースがMVPでした! この日は久々の登場となったレコーバと2トップを組んで先発。
すると、開始わずか1分、レコーバのFKのこぼれ球を押し込んで早くも先制。 これまでアドリアーノやイブラ、クレスポが何をやっても生まれなかったゴールが、4番手と5番手のFWによりいとも簡単に……サッカーって皮肉なものですね。

さらに9分、再びレコーバのクロスにクルースが頭で合わせ、結局この2点目が勝負の決め手となったのです。
今シーズンのインテルも最後にはクルースにおんぶ抱っこされるんでしょうか。この調子だと間違いないような……。なんとも頼もしい男です。
(野上/CALCIO 2002)