10/30(月) 06:15
インテルの選手管理に「喝!!」
28日のミラノ・ダービーは大興奮でした!! スタンコヴィッチの強烈ミドル、サネッティのドリブル突破、そして“お祭り男”マテラッツィの退場……。
個人的にはインテルに偏りがちでしたが、ミランもジラルディーノの今シーズン初ゴールや3人の交代枠を後半アタマから使い切ったアンチェロッティ監督の奇策などなど、見どころ満載のダービーとなりました。
しかし、インテルの選手管理には疑問を感じました。後半なかばに足を捻挫したヴィエラを試合終了までピッチに立たせたのです。ヴィエラ本人は交代を要求したのですが、マンチーニ監督はコーチ陣との話し合いの結果、イブラヒモヴィッチを交代させました。
試合後、ヴィエラがミハイロヴィッチ・アシスタントコーチを突き飛ばすシーンが流れていましたが無理もありません。その最終決断を下したマンチーニ監督は「ヴィエラ以外、守備的MFをこなせる選手がいなかった」と言っていますが……。
今回は大事に至らなかったものの、下手をすれば選手生命に関わっていた大問題です。アドリアーノの休養許可にしろ、今回の件にしろ、勝つことだけを追及するあまり、選手管理がおろそかになってはいませんか?
(野上/CALCIO2002)