7/15(木) 11:20
南アフリカW杯を振り返って(4)
しかし、この中で準決勝に進んだのは、ウルグアイのみ。南米予選をギリギリで通過したウルグアイが、まさかブラジル、アルゼンチンを差し置いて、南米最上位国になると予想した人はおそらく皆無だろう。大会MVPに輝いたフォルランをはじめ、ウルグアイの選手たちは世界中のサッカーファンを驚かすことに成功した。ちなみに、大会MVPは、アクレディテーションパスを持っているすべてのメディアによるインターネット投票(各人が1位から3位までを投票)で決まる方式だ。投票は、決勝が行われる前から可能なため、3位決定戦で印象に残る活躍をしたフォルランが選ばれるのは、必然だったかもしれない。かくいう自分も、1位フォルラン、2位スナイデル、3位イニエスタで投票した。優勝したスペイン、3位ドイツは、複数の選手に票が分かれたため、結果的に上位に来なかった、ということもあるかもしれない。