7/15(木) 11:25
南アフリカW杯を振り返って(8)
おそらく、彼らは世界中から自分たちの国が誤解されていることを知っていて、「南アフリカは良い国なんだ」ということを、知ってもらいたかったんだと思う。そして、その願望は、間違いなく叶えられた。少なくとも自分を含め、現地を訪れた人々の南アフリカへのイメージは、大会前の「犯罪大国」というネガティブなものから、「笑顔と親切にあふれた国」というイメージへと変化したのである。
またいつか、仕事抜きにして訪れてみたい。南アフリカはそう感じることのできた国だった。素晴らしい国で、素晴らしい試合を数多く取材でき、素晴らしい仲間と過ごしたこの1カ月。本当に幸せな1カ月だった。