編集部ブログ

2/17(木) 05:08
会心の勝利!
2月15日,16日、チャンピオンズリーグ(以下CL)決勝トーナメント1回戦が行われました。対戦カードはミランvsトッテナム、バレンシアvsシャルケ、アーセナルvsバルセロナ、ローマvsシャフタールの4試合。
いずれも好カードぞろいですが、熱烈なアーセナルファンを自認する僕にとって、注目はアーセナルとバルサの戦いのみ! 当日は友人を巻き込んで、寒空の下いそいそとスポーツバーへ繰り出しました。
バルサ戦と言えば思い出されるのは去年のCL準々決勝第2戦の悪夢です。前線からのプレスと精巧なパスワークでバルサに試合を支配され、更にはリオネル・メッシにCL史上6人目となる4得点を挙げられての完敗。同じ攻撃サッカーを目指すバルサに格の違いを思い知らされました。今回はリベンジと行きたいところですが、両者の対戦成績を調べてみると過去5戦でアーセナルの2分け3敗。いまだに勝利がないんです。
しかし、何が起こるかわからないのがサッカーです。もちろんアーセナルの初勝利を信じて観戦に臨みました!
しかし、そんな僕の思いとは裏腹に、前半は完全にアウェーのバルサペース。アーセナルはバルサの細かいショートパスと前線の巧みなフリーランニングで最終ラインを揺さぶられます。そして26分、この日欧州デビューとなった20歳のGKヴォイチェフ・シュチェスニーがダビド・ビージャに股を抜かれるシュートを決められ失点。昨シーズンの悪夢が頭をよぎる前半の内容でした。しかし、後半は我がアーセナルが反撃を見せます。78分、ロビン・ファン・ペルシーがGKのニアサイドを強烈に破る同点ゴール。ファン・ペルシーの観客をあおる姿が最高にかっこいい! その5分後には復調の兆しが見えるアンドレイ・アルシャヴィンが決勝弾となる2点目を挙げ、ユニフォームをかぶっておどけるゴールパフォーマンス。ホームのファンは大熱狂し、僕も思わず立ち上がりながらのガッツポーズをしてしまいました。その後もバルセロナの反撃をしのいだアーセナルが第1戦を無事勝利。おかげさまで本日は鼻高々な出社となりました。
こうなると気になるのがベスト8に進出できるかどうか。データを調べるとアーセナルに有利な情報が出てきました。ベスト16の戦いがトーナメント方式となった03-04シーズン以降、決勝トーナメント1回戦の第1戦に勝利したチームは37あり、そのうち準々決勝進出は31チーム。実に83パーセントにも上ります。これを見る限り、アーセナルの勝ち抜けはもう決まったと考えていいでしょう!
しかし、結果の予想が立たないのがサッカー。今シーズンのアーセナルが悲しすぎる17パーセントにならぬよう、第2戦もしゃかりきに応援したいと思います!
(武藤/ワールドサッカーキング編集部)