4/9(月) 11:00
Close Up “MILAN” 〜契約満了を迎える功労者たちの処遇〜
■元イタリア代表DFは残留の線が有力
レッチェにレンタル中のマッシモ・オッドを含めると、実に1チーム分(11人)の選手が今シーズン終了後にミランとの契約が切れる。その中には、アレッサンドロ・ネスタ、ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾ、フィリッポ・インザーギ、マッシモ・アンブロジーニ、クラレンス・セードルフ、ジャンルーカ・ザンブロッタといった重鎮が含まれている。一体彼らの何人が新たな黄金期構築を目指す“悪魔軍団”と新契約を結ぶのだろうか。
今のところ契約更新の可能性が最も高いのがネスタである。相変わらず故障の多さは気掛かりだが、昨シーズンはチアーゴ・シウヴァとともに鉄壁の最終ラインを形成し、チームを7年ぶりのスクデットに大きく貢献。来シーズンは、T・シウヴァとフィリップ・メクセスの控えに回る可能性もあるが、その豊富な経験値は、何事にも代え難いチームの《偉大な財産》となるだろう。
35歳のザンブロッタも更新の可能性が高いように思う。昨シーズンに飛躍を遂げたルーカ・アントニーニ、1月に加入したジャメル・メスバーのパフォーマンスは安定感に欠け、首脳陣はザンブロッタの存在がいかに重要かを改めて実感したはずだ。ネスタ同様、《保険》として残留する線が有力だろう。
(記事提供:ワールドサッカーキング)