12/5(火) 01:06
最終節には奇跡が起こるもの?
明日の早朝に開催されるチャンピオンズリーグのグループリーグ最終節、敗退の瀬戸際に立たされたバルセローナが絶好調のブレーメンと対戦します。
グループリーグの最終節では、これまで数多くのドラマが生まれてきました。
その中で最も印象的なのが04-05シーズン、イングランドの雄リヴァプールが、オリンピアコスを3-1で下してグループリーグ突破を決めた一戦です。
第5節を終えて3位だったリヴァプールは、勝ち点3獲得はもちろん、オリンピアコスに2点差以上を付けることが決勝トーナメント進出の条件でした。
序盤にリヴァウドの直接FKで先制点を奪われたリヴァプールでしたが、後半から出場したシナマ・ポンゴルとメラーが47分と80分に得点。
そして、試合終了4分前にジェラードが25メートルにも及ぶ弾丸ミドルシュートを突き刺し、決勝トーナメント進出を決めました。
この瞬間、スタンドの振動で中継の映像が乱れるほど、スタジアム全体が歓喜に溢れました(この瞬間は必見!)。
その後リヴァプールは、ユヴェントスやチェルシーといった強豪を退け、決勝戦ではミランを相手に、もはや伝説とも言える驚異の逆転劇を披露。
グループリーグ突破の勢いそのままに、優勝を成し遂げました。
今シーズン最終節、最大の注目カード、バルセローナvsブレーメンは、早朝4時45分(日本時間)キックオフ。
負ければ即敗退という窮地に置かれたバルサが、04-05シーズンのリヴァプールのように、チャンピオンズリーグ史上に残るドラマを見せてくれることに期待したいと思います。
(千葉/ワールドサッカーキング編集部)