編集部ブログ

12/14(木) 06:17
後半戦の注目はレッジーナ
シーズン開幕前に一連のスキャンダルに巻き込まれたレッジーナですが、今月12日にマイナス15のペナルティーがマイナス11に4ポイント軽減されました。そのため、勝ち点9の19位に浮上し、代わりにいまだ未勝利のアスコリが最下位に転落しました。

それにしても今シーズンのレッジーナは好調です! 第15節を終えた段階で5勝5分5敗。もし、ペナルティーがなければ、勝ち点20で現在6位に位置する成績です。今夏にはマイナス15のペナルティーに加え、昨シーズンまで主力を務めていたコッツァやパレーデス、フランチェスキーニらがチームを離れ、当初はセリエB降格が決定的とまで見られていました。ただし、蓋を開けてみると、開幕戦でトリプレッタを記録したFWビアンキをはじめ、中盤のメストやレオンもここまでは実力どおりの活躍を披露。また、リヴォルノのクリスティアーノ・ルカレッリの実弟、アレッサンドロ・ルカレッリは守備陣のリーダーとして巧みにディフェンスラインを統率しています。

各ポジションに優れたカンピオーネを揃えてセリエA残留を狙うレッジーナ。ペナルティーが軽減されたことでモティベーションもいっそう高まり、後半戦はさらなる躍進が期待できそうです。(野上/CALCIO編集部)