編集部ブログ

12/29(金) 07:43
正月目前。楽しみなのは実家でおせち、それと……
2006年も今日を含めてあと3日となりました。ワールドカップイヤーとなった今年は本当にいろいろな事がサッカー界に起こりましたね。
おかげさまで、個人的にも今年からワールドサッカーキング編集部の一員となることが出来、戸惑いながらも充実した1年を過ごすことが出来ました。

さて、お正月を目前に控えて僕が楽しみにしていることは、実家に帰省しておせち料理を食べること……もそうですが、やっぱり1月に解禁となる移籍市場の動向です。

各チーム、前半戦を戦った上で浮き彫りとなった問題点を解消するべく、新たな戦力獲得に動きます。
極度の得点欠乏症に陥っているミランは、誰に白羽の矢を立てるのか……、セリエBでのプレーに不満を募らせているトレゼゲ、カモラネーシはどこのチームに新天地を求めるのか……などなど興味は尽きませんが、中でも僕が注目しているのはマンチェスター・Uです。

今夏からファーガソン監督が熱烈ラブコールを送っているバイエルンのイングランド代表MFハーグリーヴスが、果たして加入するのかどうかということです。
ハーグリーヴス自身もプレミアでのプレーを希望しており相思相愛の状況ですが、バイエルン側が頑なに放出を拒んでいるため1月の移籍は難しいのではと報道されています。

しかし、僕は電撃移籍の可能性は大いにあると読んでいます。
と言うのも、ハーグリーヴスは9月に負ったけがの影響で今シーズンはわずか2試合の出場に留まっており、代役のオットルが見事な活躍でハーグリーヴスの穴を埋めています。

更に、ファン・ボメルやデミチェリスもこのポジションを難なくこなすことが出来、ハーグリーヴスが入り込む余地はないように思えるからです。
それに加えて、現在、バイエルンが好調なことも移籍を後押しします。だって、よく言いますよね。「勝ってる時はチームをいじらないほうがいい」と。

では、なぜバイエルンは放出を拒んでいるのか? もちろん、大事なバックアッパーとして手元に置いておきたいというのもあるでしょうが、僕は移籍金を吊り上げるために一芝居うっているんじゃないかと、思っているんです。
ハーグリーヴスの移籍金は推定38億円と伝えられており、バイエルンは更に多くの移籍金を得るために放出に難色を示している、と。
よって、マンチェスター・U側が更に多くの移籍金を提示すれば、バイエルン側はてのひらを返し、放出を容認する……というのは邪推でしょうか?

なにはともあれ、現在、首位を快走しているマンチェスター・Uが1月にどんな補強をするのか楽しみにしたいものです。ファーガソン監督は既に加入が決定したラーションに加え、もう一人ストライカーを獲得すると公言していることですし。

ではでは、2007年も欧州サッカー通信、ワールドサッカーキングをよろしくお願いいたします!
(山本/ワールドサッカーキング編集部)