編集部ブログ

12/30(土) 10:25
フィーゴ、アル・イテハド移籍って本当?
2006年も残りわずか、ヨーロッパサッカーファンにとって、一年の終わりは同時に移籍市場の幕開けを意味しています。既にレアル・マドリーにはイグアインとガーゴという2人の逸材の加入が決定、他にも移籍のうわさは尽きません。

数ある移籍関連の報道の中で注目なのが「フィーゴ、アル・イテハド加入」という話題です。マンチーニ監督の起用法に不満を持つと言われるインテルのフィーゴには冬の移籍がうわさされていましたが、アル・イテハドという名前が出たのは意外でした。

アル・イテハドは昨年のクラブワールドカップで来日したサウジアラビアの強豪。メキシコ代表のFWボルヘッティや多くのサウジアラビア代表を擁し、現在はサウジアラビアリーグの3位に位置しています。

フィーゴの移籍情報はイングランドのBBCなどが報道していることから、信ぴょう性は高いと思われます。
しかし、アル・イテハドに関しては今夏もAFC(アジア・サッカー連盟)によって「エトオがレンタル移籍決定」という報道が流れたものの、その後、何事もなかったかのようにエトオはバルセローナでプレーしているという前例があるのも事実。
あの時はWSK編集部内も「本当なのか?」と大騒ぎになりました……。そして、今回はインテル側がまだ何も発表していないこともあり、信じてよいものか疑問が残るところです。

アル・イテハドは2007年のアジア・チャンピオンズリーグに出場するチームでもあり、移籍が実現するのであればフィーゴが躍動する姿を日本で見ることが出来る可能性が広がります。
ただし、やっぱりまだまだヨーロッパでのプレーが見たいとも……。一体、この報道は事実なのか、気になったまま新年を迎えることになりそうです。
(千葉/ワールドサッカーキング編集部)