1/15(月) 09:09
編集部注目のレッジーナ
約3週間のウィンターブレイクを終え、いよいよセリエAが再開しましたね!
この休暇の間に着々と選手補強を進めたクラブや、より戦術を深めたクラブなど状況は様々ですが、カンピオナート後半戦に向けてアツい戦いが繰り広げられることは間違いないでしょう。
さて、最近「CALCIO」編集部内でしばしば話題となっているのがレッジーナです。
第12節のインテル戦で想像をはるかに超える善戦を見せたのがそのきっかけ。「今シーズンのインテルをあそこまで手こずらせたのはレッジーナだけだ」とは僕の感想。
14日のミラン戦では1-3と負けてしまいましたが、このチームの底知れないポテンシャルに改めて驚きました。
3-4-2-1システムを敷くレッジーナは、いわゆる“ポゼッションサッカー"を得意とするミランに対し、ダイレクトプレーを多用した流れるようなパスワークで中盤を支配。
両サイドMFのメストとモデストは果敢に攻撃参加を仕掛けて突破口を見いだし、対峙するカフーやファヴァッリとの勝負を優勢に進めました。
さらに、前線の3人(ビアンキ、アモルーゾ、レオン)もそれぞれに持ち味を発揮。
アモルーゾは抜群のポジショニングで虎視眈々と得点を狙い、レオンは得意のドリブルで相手DFを置き去りに。そして、ビアンキはポストプレーで貢献するとともにチーム唯一のゴールを決め、エースとしての意地を見せました。
開幕前に重いペナルティーを受け、現在もそれが足かせとなっているレッジーナ。今シーズンの目標をセリエA残留に設定せざるを得ない状況を残念に思うのは、僕だけなのでしょうか・・・・・・。
(野上/CALCIO2002編集部)