2/2(金) 02:38
新生ウェストハムに注目
現在、2月15日発売のワールドサッカーキング(代表特集です)を鋭意制作中なのですが、一昨日で冬の移籍市場が閉じたということで、次号の本誌に冬の移籍を反映した「ヨーロッパ選手名鑑」を付録で付けることになりました!
それに伴い、各チームの選手リストを作成したのですが、僕が担当になったのはプレミアリーグ。移籍情報を片っ端から集め、エクセルと何時間もの格闘の末、やっとの思いでリストを完成させました。
リストで各チームの補強状況を見比べてみて、僕が気になったクラブは18位に低迷しているウェストハムです。移籍市場が閉じる1月31日には、今冬6人目の補強となるマシュー・アップソンを2部のバーミンガムから600万ポンド(約12億円)で獲得。イングランド代表経験もある大型DFのアップソンはリヴァプールやトッテナムも狙っていた人気選手です。
アップソンだけではなく、他に獲得したDFルーカス・ニール(ブラックバーンから)、DFカルム・ダヴェンポート(トッテナムから)、MFルイス・ボア・モルチ(フルアムから)などは、決してスター選手とは言えませんが実力は折り紙付きで、彼らの元には多くのクラブからオファーが届いていました。
ウェストハムは11月にアイスランドサッカー協会会長も務める実業家エガート・マグヌソン氏がクラブを約190億円で買収し、新会長に就任。12月には成績不振を理由にアラン・パーデュー監督を解任し、新監督にアラン・カービッシュリー氏を任命しました。
そして、この冬の大量補強でチームは大改造されました。他クラブとの競り合いを制し、人気選手を獲得出来たということは、新会長はなかなかの敏腕ということでしょうか。開幕時とは会長も監督も交代し、選手も大量に入れ替わったウェストハム。後半戦、もしかしたら大旋風を巻き起こすかもしれません。
(山本/ワールドサッカーキング編集部)