2/6(火) 03:43
二度と起きないことを祈る
『CACIO2002』3月号の制作が大詰めを迎えた時、現地イタリアでは最悪の事態が起こってしまいました。
2日金曜日に行われたカターニアvsパレルモの“シチリア・ダービー"の際、試合に1-2で敗れたカターニアのティフォージの暴動がスタジアム外で勃発。
それに巻き込まれた警官隊のフィリッポ・ラチティ巡査が尊い命を落としました。
これを受けてFIGC(イタリアサッカー連盟)はセリエAの無期限延期を発表しましたが、現状だとリーグ再開の流れに傾いている模様で、最終決定が近日中に明らかになりそうです。
ただ、もし再開されても、無観客試合やリーグ規制に基づくスタジアムのみでの開催など、厳しい処置は免れそうもありません。
セリエA再開のメドについてさまざまな憶測が飛び交っていますが、いずれにしろこういった事態が二度と起きないよう、セリエA関係者は賢明を尽くすべきだし、ティフォージは試合を楽しむのに集中するべきです。
僕たち編集部もこういった残念な記事など願ってはいません! 5日前の森本の初ゴールがカターニアの明るい未来を示しているかと思ったのに……残念です。
(野上/CALCIO2002編集部)