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試合中に審判が選手にエルボー!? ドイツ2部で珍事件
1月26日、共に2部へ籍を置く1860ミュンヘン対VfRアーレンの練習試合で珍事件が起きた。



試合が始まって間もない前半16分のこと。ロバート・ハートマン主審がファウルの判定を下して腕を横に広げた際、自分の元へ駆け寄って来ていた1860ミュンヘンの中心選手ダニエル・ビアオフカに気付かず、ハートマン主審の肘が彼の顔面を直撃。そのまま病院に直行したビアオフカの鼻は、レントゲン検査の結果、骨折していることが判明した。



もちろん主審に何らかの意図があったわけではないが、1860ミュンヘンのアレクサンダー・シュミット監督はこの件に関し試合後「主審が選手にケガを負わせることができるなんで、今まで考えたこともなかったよ」と皮肉交じりに語った。



チームドクターの発表によれば、骨折の度合いは決してひどくはなく、フェイスガードさえかぶれば、リーグ後半戦再開となる2月......



【プロフィール】
鈴木智貴
静岡県天竜市(現・浜松市天竜区)出身。1981年生まれ。日本大学法学部卒。日本での社会人生活を経て、2010年夏よりドイツ在住。現在デュッセルドルフのアマチュアクラブでU-12監督を務め、プロチームの指導者になるべく修業中の身。昨年ドイツサッカー連盟公認C級(UEFA−B級)指導者ライセンスを取得。

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