[PR]
監督職よりもコメンテーターを選んだ“ミスター・バイエルン”
メーメット・ショルがバイエルンに別れを告げた。



ドイツの複数メディアによると、ショルは現在務めるバイエルン2軍監督の職を今季終了までとし、来季からはドイツ国営放送ARDのサッカーコメンテーター職1本に絞るとのことだ。



ショルといえば、18年間のプロキャリアのうち引退するまでの15年間をバイエルンで過ごし、01年にはチャンピオンズリーグ優勝をもたらした英雄。引退から5年半が経った今も、ファンから愛されるミスター・バイエルンだ。



1年間サッカーから遠ざかった彼は引退翌年の08年にバイエルンU-13監督に就任。さらにその翌年にはバイエルンの2軍監督へ「飛び級」を果たした。



しかし、バイエルンU-13監督就任と時を同じくして契約したARDコメンテーターに集中したいとの理由から、2軍監督の職務はわずか1年で辞......



【プロフィール】
鈴木智貴
静岡県天竜市(現・浜松市天竜区)出身。1981年生まれ。日本大学法学部卒。日本での社会人生活を経て、2010年夏よりドイツ在住。現在デュッセルドルフのアマチュアクラブでU-12監督を務め、プロチームの指導者になるべく修業中の身。昨年ドイツサッカー連盟公認C級(UEFA−B級)指導者ライセンスを取得。

《 現地発!海外記者コラム一覧