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バルサのカンテラ6選手への活動停止処分、久保君への影響は?
2月下旬にスペインで大きな話題となった、FCバルセロナのカンテラに所属する外国人6選手の活動停止処分。これはFIFAがカタルーニャ州サッカー協会を通じて通達を出したもので、FIFAが定める移籍ルールにおける「18歳以上の選手に限り国際移籍が可能」、つまりは18歳未満の選手の国際移籍禁止に抵触する移籍ケースという判断だ。



最初に通達対象となった選手が、韓国では小学生年代から「神童」として高い評価を受け14歳でバルサと契約を結んだカデテA(U−16)のペク・スンホ。その翌週になって、同じ韓国人としてカデテB(U−15)でプレーするチャン・ギョヒルとイ・スンウら5選手が追加処分を受けた。現在、該当6選手は公式戦でのプレーができないため、スタンド観戦を余儀なくされているが、バルサ側は他のクラブや国の事例を出しながら、バルサのカンテラの6選手のみが処分を受けたある種の“とばっちり”に対して、全面的に戦う姿勢を見せている。


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【プロフィール】
小澤一郎(おざわ・いちろう)
サッカージャーナリスト(Periodista)。スペイン在住歴5年。主にスポナビ、クリニック、サッカー批評などで執筆中。著書に『スペインサッカーの神髄』(サッカー小僧新書)、『サッカー選手の正しい売り方』(カンゼン)。メルマガ「小澤一郎の『メルマガでしか書けないサッカーの話』」も好評配信中。

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